uzu42のキーボードキットの取り扱いを開始しました
はじめに
当店も昨年の11月1日に開店しましてから早5ヶ月が経過しました。多くのみなさまのご支援により、なんとかいまも存続できております。これからも末永くご支援いただければ幸いです。
さて、先日Twitterでは簡単にご報告いたしましたが、2月末日より@nrtkbbさん(以下なるさん)作の40%分割キーボードのuzu42のキットの取り扱いを開始いたしました。
こちらに至る経緯は@nrtkbbさんからは次のエントリーでご紹介いただいていますが、私よりあらためてご紹介させてください。
uzu42取り扱い開始までの経緯
開店から2ヶ月弱経ち、2020年も終わろうとしていた頃に、お店のTwitterアカウントのほうになるさんよりキーボードキットの販売が可能かDMをいただきました。
キーボードの作者の方よりご連絡いただけることはなによりありがたく、私としてもuzu42はデザインやキーレイアウトが気になっていたことから、ぜひ取り扱わせてください、とお返事を差し上げました。
そこからは実際にキットとして販売するにあたり、なるさんにもろもろご確認いただいたり、ご協力をいただいて、晴れて出品と相成りました。
私としてはOSSでない基板を取り扱わせていただくのは初めてだったため、身の引き締まる重いがします。ぜひ多くの方に使っていただけるように付加価値を提供できればと思っています。
uzu42の魅力
キーレイアウト
uuz42の特徴的な点はそのキーレイアウトです。なるさんのツイートのお写真でまずはご確認いただければと思います。
uzu42 できた!#自作キーボード pic.twitter.com/uojcUUugxy
— なる🔴 (@nrtkbb) April 16, 2019
40%キーボードでありながら、5列の配列というのは珍しいパターンではないでしょうか。この特徴から実際には40%というよりも30%の延長として使っている感覚に近いと思います。カラム数が少ないので指の左右の動きがほぼなくコンパクトになり、手の中に収まっている感覚が強いです。
またRow staggeredでもColumnar staggeredでもない、独特なズレはフィットするととても心地よく打鍵できます。店主が自作キーボードを使い始めた一つの理由は市販の分割キーボードに満足できなかったから、という点があるのですが、その満足できなかった点の中に「コンパクトなキーボードがなかった」という点があります。多くのキーボードは60%〜40%程度ですが、やはり30%キーボードを使うと「道具を使いこなしている」感覚があり、個人的に大好きです。
しかし30%キーボードは慣れるまでなかなかにハードルが高いものでもあります。店主は以前完全30%キーボードであるfoobarを使ってみたのですが、親指の位置やキー数の制限が強く、使いこなすまでには至りませんでした。その点uzu42は40%と30%のバランスをうまく取っていると感じています。30%的にコンパクトに使えつつ、必要とあれば端にあるキーを使うという格好です。手の中に収まっている、という感覚は是非体験してもらいたいと思います。
カラーリング
これは基板の発注次第でもあるのですが、当店でuzu42をキット化させていただくにあたって、やはりオリジナルの真っ赤な基板と赤い保護プレートを採用させていただきました。黒や白が基調のキットが多い中で、インパクトのある赤は気分を高めるにもってこいです。
#uzu42 にpimpmykeyboardのDSA(Red RBH)付けた。実際は濃い赤だけど朱色みがうっすらある感じ。打鍵感や肌触りいいのでとてもいい pic.twitter.com/Gy6XFf7paz
— なる🔴 (@nrtkbb) June 13, 2019
当店ではキーキャップの取り扱いはありませんが、赤いキーキャップは国内のストアでも入手しやすくバリエーションがあります。
Tai-Hao ABS Red DS Keycapsshop.yushakobo.jp
DSA 無刻印キーキャップ(1個)shop.yushakobo.jp
真っ赤な色合いはモノトーン、あるいは茶といったデスク環境において存在感があります。
まとめ
LEDの点灯は好みが分かれると思いますので、現状はLED同梱の有無の2種類のキットを取り扱っております。
ぜひこの機会にお手にとっていただければ幸いです。