Kailh Choc v1スイッチソケットの実装方向に関する注意
はじめに
多くのキーボードキットで使用されているKailh社製のキースイッチソケットは、キースイッチを自由に付け替えられる非常に便利な部品です。当店でもCherry MX用、Kailh Choc v1用のソケットをご用意しております。
そんな便利なキースイッチソケットですが、一見中心で点対称な形をしているように見えて実は向きがあるようです。詳細はSalf Made Keyboards in Japanのscrapbox、および @yoichiro さんの記事を参照してください。
当店で販売するキットでの注意点
当店で販売しているKalih Choc v1のソケットに対応したキットは、本記事執筆現在Corne Chocolate v2.1のみです。
このPCBを確認するとシルクが次のように印刷されています。
分かりづらいかもしれませんが、中心に近い方(キースイッチの中央の足が挿さる穴の真下)のシルクをよく見ると角に切り欠きがあることがわかると思います。ですのでソケットはスイッチに対してこのようにハンダ付けされるようにしてください。(写真は @yoichiro さんより提供)
こうしないと動作しないということはないですが、上のScrapboxの記事にあるように、スイッチが刺さる穴が左右で大きさが異なるため、逆向きに付けてしまうと微妙にスイッチが刺さらないということがありえます。
以上、注意点でした。